<uta農園のこと ②> 種まきシーズン到来!!
夏の暑さがやっと和らぎ、うさぎさんたちには過ごしやすい季節がもうすぐそこに迫ってきていますね。
2012年から、毎年自然農法で作ってきた「うたライ」(utaの作るイタリアンライグラスの造語)ですが、今年もuta農園の種まきのシーズンがやってきました!!
熊本は暑いので、少しでも時期を見誤ると・・・初めからやり直しになりますので、見極めが難しいんですけどね^^
↑種まきおばちゃん(注:うたこ)
この畑、毎年毎年、より美味しいうたライを作るためにどんどん畑を拡張しています。
どこまで広がるのでしょうか・・・・・・・
ぽやぽやぽや~~~っとしたものが!
これが、いつも皆様のもとへお届けしている「美味しいうたライ」へと育っていきます。
夏の間の地道な作業
うちの土地が、もともと痩せていることもあり、ふわふわの土にするためには、毎年かなり時間をかける必要があります。
畑の雑草を刈り、集め、堆肥にして・・・畑に混ぜ込んで・・・という工程を、春のうたライシーズンが終わってから、秋の種まきの時期がくるまで、何度も何度も繰り返します。
うたライなどを植える畑はもちろん、周囲の土地にも除草剤を使ったりしていませんので、周りはすぐに草だらけになるんです。
その草を利用して、自家製の雑草堆肥を作っていきます。
そうして、ふっかふかになった堆肥と土を混ぜ込み、種を蒔き、育つのをワクワクしながら待つのが幸せなんですよね☆
今年も美味しい「うたライ」に育ってくれるかな~~。
はじめまして♪うたちゃん農園
うたライを作っている、uta農園の一角に・・・
今年は新たに「うたちゃん農園」という小さな畑をつくりました。
こちらもまだ、種をまいたばかり。
おいしそうな葉っぱがにょきにょき出てきてくれました!
この小さな畑のことは、また・・・時期をみてお話させてもらえたらいいなと思っています。
「超」若い葉っぱを収穫する予定です。
日々勉強・・・
しろくまさんのために、畑を作ろうと決めてから、色んな農作物を植えてきました。
始めのころは土地も今よりずっと痩せていたし、私たちの知識も今よりもっともっと少なかったので、なかなか上手に育ちませんでした。
ですが、毎年試行錯誤を重ね、しろくまさんにアドバイスをもらいつつ改善してきたおかげで、最近ではうたライもとっても美味しく育てられるようになりました。
日々、畑と向き合いながらの勉強だなと思っています。
そして今年は、コロナ騒動で時間がたっぷりあったので・・・
うさぎさんの大好きな野菜も植えてみました^^
やっぱり、一番人気はニンジンさんの葉っぱですね^^
出荷したら、すぐに売り切れになっちゃいますが、少しずつでも皆様のもとにお届け出来るように、これからも作り続けられたらいいなと思っています。
皆さんも安心安全な自然農法にチャレンジしませんか!
こんな風に言っているutaも、はじめた時は超初心者でした。
でも、しろくまさんのおやつは安心で美味しく作りたいと思い、失敗もたくさんしながら試行錯誤で作ってきました。
数年自己流でやってみた結果、しろくまさんが大喜びで食べてくれる「安心安全」のうたライが出来上がりました^^
自然農法で自分たちの手で作ったものだから、安心して我が子に食べてもらえる。そういう喜びを皆さんにも味わってもらえたらなあと思います。
自然農法は、もちろん無農薬です。
無農薬で育てていると、きっと皆様の想像をはるかに超える「虫さん」がたくさんやってきます。
そして、その虫さんを目当てに鳥さんもやってきます。
そういう生き物たちの観察するのも、私たちの楽しみになっています。
「自然農法のコツは?」とよく聞かれますが・・・。
コツは・・・コツコツと。忍耐です(笑)
失敗しても諦めない。これに尽きる気がします。
ですがここで、ご自分でも愛兎ちゃんに野菜や野草を作ってあげたい!と思われる皆様にオススメの本をご紹介します。
「無肥料栽培を実現する本」という岡本よりたか氏の書かれた本が、マガジンランドから出ています。
この本を読んだ時に「うちのやり方は間違ってなかったんだ」と思えたことを思い出します。
近道として、この本を読んでみてくださいね^^
番外編
先日、大きな台風の接近に伴い、uta農園も万全の対策を施しました。
こちらはミモザの木。
強風に弱く、一度ぽっきり折れたことがあるので、今回は厳重に縛り付けた結果、どうにか乗り切ってくれました。
奥に見える桜の木も、がっちりと固定をして、ここまで対策をして何かあったら・・・もう仕方ないからあきらめようね~って言いながら、対策をしておりました。
こんな風に、農作業って自然を相手にするので、うまくいかないこともたくさんあります。
だけどその分、順調に育ってくれた時の喜びはひとしおなのですよね。
種まきシーズン到来のuta農園、これからさらにどんどん種をまいていく予定です。
うさぎさんたちが「美味しい!」と思ってくれるお野菜や野草が育つまで、皆様も楽しみにお待ちいただければ嬉しいです。
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