<uta農園のこと ①> うさぎさんの食べものを作ろうと思った理由
突然ですが・・・utaは、一応「うさぎ写真家」としてうさぎさんの写真を撮らせて頂くお仕事をしております。
ですが、その一方で「うさぎさん専用の畑」でうさぎさんの食べ物をせっせと作っています。
ココロのおうち様でも、一昨年よりご好意で販売して頂いていた「チャリティーうたライ」もそんな畑で作っている代表選手です。
たくさんのうさぎさんに、美味しいと言ってもらえてとても嬉しく思っております。食べてくださったうさぎさんたち、ありがとうございます!
今回は、なぜ私たちが「うさぎさんのための畑」を作ろうと思ったのか・・・などをお話出来たらと思っています。
しろくまさんがうちにやってきた!
やはり、一番のきっかけはしろくまさんが我が家に来てくれたことです。(2009年に来てくれました)
↑まだベビーファーのしろくまさん♪
長年大久野島には通っていましたので、もちろんうさぎさんのことが大好きでした。ですが、おうちでうさぎさんと生活するのは初めて。。。
お迎えが決まってから、しろくまさんがおうちに来るまで、色んな本を読んだりネットで調べたりしたことを思い出します。
それまでも、大久野島のうさぎさんのおかげで、たくさんの「先輩うさ飼いさん」と仲良くさせてもらっていました。ですので、おうちで暮らすうさぎさんがどんなものを食べて、どんな風に生活しているか・・・色んな様子をブログで読ませてもらっていたので、少しは分かっているつもりでした。
ですが、うさぎさんそれぞれですので、しろくまさんには当てはまらないこともたくさんでした!!
牧草は食べたくありません
その当時、牧草と言えば「チモシー」・・・というのが一般的でしたよね。ですので、私たちも始めはしろくまさんにあげる牧草は「チモシー」のみでした。ですが・・・チモシーの種類(1番刈とか3番刈とか)をどんなに変えても、ほとんど食べず・・・
もともと、食が細く食べ物に執着心のなかったしろくまさんでしたので、ペレットを食べ終わってお腹がどんなに空いても、断固としてチモシーを食べませんでした。
「食べたくないものを食べるくらいならお腹が減っている方がいいです」・・・という、うさぎさんにはありえないような言葉が、しろくまさんから聞こえそうなほど。
そこで私たちは、それはそれは色んな牧草を買って試しました。そんな中、2011年の「ヘイフェス」(ココロのおうち様主催で開催されていたイベント)で、ようやくしろくまさんが喜んでくれる牧草を発見!!それは「オーガニックメドゥヘイ」(ミックス牧草)でした。(こちらも、パッケージが変わってからは全く食べませんでしたが)牧草嫌いでずっと悩まされていたので、とても嬉しかったことを覚えています。
そんなこともあり、チモシーにこだわらず、自分たちでしろくまさん用の美味しく食べられる牧草を作ってあげられたら・・・と思うようになりました。
もともと、大久野島のうさぎさんたちをずっと観察させてもらえていたことから、うさぎさんって「乾燥したチモシー」を頑張って主食にする必要はないのでは??と思えたことも大きなことだったのかもしれません。(これは、あくまでutaの個人的な意見です。)
↑芝生をうまうましてる大久野島のうさぎさん
2012年から、本格的に畑での牧草作りを開始しました。
試行錯誤の繰り返し
今では、とてもきれいな(と自分で言うのもあれですけれども(笑))「うたライ」(utaの作るイタリアンライグラスの造語です)が作れるようになりましたが、初めから作れたわけではありません。だけど、大切な大切なわが子のためだったら、どんなに手間がかかっても美味しく作ろうと思えるんですよね。
(こちらの写真は2013年のうたライとしろくまさんです。ひとり牧草パークしてます)
買った牧草が苦手で、生牧草もこだわりが強かったしろくまさんが居てくれたおかげで、ここまでこだわりぬけたのかなと思っています。
その色んなこだわりについては・・・これから時々少しずつ・・・お話させて頂けたらと思っています。
↑これは2020年の春のうたライです。全然違うのがお分かりいただけますでしょうか^^
今後・・・もしかしたら・・・うたおの書いた記事も登場するかもしれませんので、待っていてくださいね!!
しろくまさんと同じ、チモシーを好んで食べてくれないうさぎさんと暮らしている飼い主さんはココロのめぐみさんのコラムも参考にしてみてください^^
■どんな牧草が好みかな?牧草を選ぼう!