ダニが発見されたら
市販のダニ防止スプレーなどでは予防はできても治療はできません。
また、犬用の市販薬を使うのは危険ですので、必ず病院に行って治療を行いましょう。
大量に発生している場合は病気による免疫低下など他に原因があるかもしれませんので、合わせて病院で確認してもらいましょう。
うさぎさんもダニを付けたくて付いたわけではありません。
気持ち悪がらないでしっかり治療を行い、また付かないようにケアしてあげましょう。
ダニやノミを見つけた場合は絶対に手でつまんで潰したりせず、必ず動物病院で適切な薬剤を処方してもらい治療しましょう。
ダニの治療
病院での処置は注射による治療や、首元にお薬を垂らす方法などがありますが、首元にお薬「レボルーション6%」を垂らす治療がうさぎさんのカラダへの負担も少なく現在はメインの治療法となっています。
*レボリューション6%は動物医薬品ですので、獣医師による処方が必要です。
お薬は成虫には効きますが、卵には効果がありません。
ダニのライフサイクルに合わせて1ヶ月に1回の投薬を4回程度(回数は獣医さんの指示に従ってください)行いましょう。
お薬と同時に毛の長いうさぎさんに大量発生した場合は毛をカットしてしまうのも有効です。
また、同居のうさぎさんや他の動物がいる場合は必ず同時に治療してあげて下さい。
治療中・治療後のお掃除も大切
治療と同時にうさぎさんが生活していたお部屋の用品はすべて洗浄し、ケージやキャリーなども水洗い・天日干しをしましょう。 わら製品などは、ダニの卵が残っている可能性があるので処分する事をオススメします。完治したらまた新しいおもちゃを購入してあげてくださいね!
ダニはシャンプーでとれるの??
ダニの死骸などはシャンプーで取ることができますが、たまごや成虫は完全に取りきることができません。
ダニ治療にシャンプーを取り入れる場合は、先にシャンプーとカットをしてあげてからお薬で治療してあげましょう。
ただし、シャンプーはうさぎさんにとってストレスになりますので、よほど大量のダニが付着している状態でなければお薬で治療してあげましょう。
対策・予防しよう!
ダニは治療に時間もかかりますし、飼い主様の不安も大きいもの。
うさんぽなど外に出かける時には「ラビハーブ」など、うさぎさん用の虫除けスプレーをつけて、拾ってこない対策をしましょう。
またケージや日用品は掃除をまめに行い、特にわら製品などは定期的に天日干しを行い清潔に保ちましょう。
さらに清掃後はラビガード(ダニとりマット)やフリーブロッカー(超音波式ノミ・ダニ防除装置)などでうさぎさんをダニから守ってあげましょう!!
ダニ予防には、もちろんうさぎさんのケアも大切です。
うさぎさんがペロペロと自分で自分の体を舐めるセルフグルーミングが苦手な子や高齢なうさぎさんはこまめにブラッシングを行う事で、ダニの餌となる古くなった角質(フケ)を除去してあげましょう!
ココロのおうちでは店舗でのつめ切り&健康チェック時に皮膚の状態とダニのチェックも行っております。
気になる方はお気軽にご相談下さい。
目次 うさぎとダニ
目次 うさぎとダニ
【うさぎとダニ 1】
【うさぎとダニ 2】
ダニが発見されたら(本記事)
【うさぎとダニ 3】