第3話【冬の乾燥対策】おすすめ加湿器

うさ育と子育てをテーマに、ぐり子がお届けする「ぐりコラム」←当分言い続けるよ〜。
第3話の本日は、冬の乾燥からカラダを守ってくれる、わが家で絶賛愛用中の加湿器を紹介します。

うさぎにも赤ちゃん子ども大人にも乾燥は大敵!

毎月のお楽しみココロ新聞から引用
◎ココロのおうち 冬のオススメ湿度 50%〜60%
kokoro’s News(vol.146)  2019年12月号

うさぎにも、にんげんにも冬の乾燥はつらいもの。
わが家の場合、夏は除湿・冬は加湿をして年中湿度は55%くらいを目安にしています。

乾燥の影響

■皮膚炎、ドライスキン、ドライアイの悪化
■静電気が起きやすい
→にんげんでも不快なアレ
→愛兎どんちゃんのほわほわ毛は守りたい
■低湿乾燥状態にウイルス大喜び
■喉、鼻、気管支などの呼吸器系粘膜の乾燥
→過敏になり炎症しやすい
→防御機能、免疫力の低下
→ウイルス感染しやすい

加湿でウイルス対策

風邪やインフルエンザや新型コロナウイルス対策としても、基本の手洗いうがいマスク、人混みに気をつけることに加え、こまめな水分補給、室内の適度な加湿も有効と言われています。

目には見えないウイルスだから、世の中も気持ちもざわざわと落ち着かない日々が続いていますね。
こんなときこそ、うるおった部屋で深呼吸、深呼吸。質の良い睡眠。
楽しく笑うことも免疫力アップにつながります♪

加湿でアレルギー症状緩和

清潔で適切な湿度は、花粉症や喘息やペットアレルギー症状の緩和にも有効です。
娘は赤ちゃんの頃から気管支が弱く、さらに夫はうさぎ上皮アレルギーなので、湿度は年中気にしています。
数年前はけっこう重度でしたが、現在の夫は薬も飲まず、どんちゃんとラブラブ仲良く暮らしているよ。(アレルギー話はまた別回のコラムで書きますね)

細菌、真菌(カビ)にはご注意

とは言え、細菌やカビやダニが増殖してしまう不衛生で過度な高湿にはご注意を。不衛生なエアコンや加湿器からのカビを吸い込んで起きる過敏性肺炎や、増殖したレジオネラ菌の感染によるレジオネラ症のリスクが高まります。
病気の予防やアレルギー緩和のために置いたはずの加湿器が、発病や悪化の原因になってしまうのは本当にやるせない。
レジオネラ菌に関しては非加熱の超音波式加湿器が特にリスクが高いですが。衛生的に健康的に安全に使うために、こまめな掃除やメンテナンスと適切な湿度管理は、すべてのタイプの加湿器に必要と言えます。

加湿器の種類

■スチーム式
加熱により水を沸騰させ、蒸気で加湿
■気化式
水を含んだフィルターに風をあて水分を気化して加湿
■超音波式
超音波で水を振動させて細かい霧状の水で加湿
■ハイブリッド式
気化式+ヒーター、超音波式+ヒーター

加湿器ジプシーの末

今まで色んなタイプの加湿器を使ってきましたが、永く気持ちよく使えそうなモノとはなかなか出会えませんでした。
加湿力の弱さ、パーツの多さ、つけおき洗いもできない細かい部分の汚れやヌメリをせっせと綿棒や竹串で掃除したり。フィルター等の専用消耗品を交換して、毎日水交換や掃除をしてもすぐに気になるニオイ…(特に空気清浄機+加湿の複合タイプは大変でした)

昨年、東京に引っ越してきたわが家。土地柄のせいか新居の構造のせいか、前の住居よりも乾燥が強かったのです。
わたしが加湿器に求めるのは「確実な加湿力、掃除メンテがラクで衛生的、安全」
そんな希望にズバっと応えてくれる加湿器があったんですよ、奥さん!

象印 スチーム加湿器

左・象印 EE-RN35 容量2.2L
右・象印 EE-RP50 容量3.0L

この2台でリビング、どんちゃん部屋、寝室を快適湿度にしています。
オシャレ度ゼロ。さすが象印。まんまポットやん!という見た目。

ハンドルは移動や掃除の時に便利。
消耗品は蓋のゴムパッキンのみ。

本体と蓋と蒸気カバーと電源コード。全パーツこれだけ!

定期的にタンクのクエン酸洗浄と、吹出口のホコリや汚れをブラシでさっと流水洗い。

「クエン酸洗浄モード」で1時間半放置、ピカーン!(メーカー推奨は1〜2ヶ月に1回)
左・1週間使ったカルキ汚れ
右・クエン酸洗浄後

お気に入りポイントまとめ

◎清潔なスチーム式
沸騰した蒸気を65℃まで冷まして加湿
室温が下がりにくい
◎安全機能
チャイルドロック
転倒時湯もれ防止構造、自動オフ機能
◎シンプル構造でラクに衛生的!
専用フィルターなし、パーツ少ない
広口タンク、クエン酸洗浄モード
◎タイマー機能
オン6時間、オフ2時間
◎自動加湿量コントロール
室温と湿度センサー付きで湿度を3段階に設定可能
「しっかり」「標準」「ひかえめ」
加湿しすぎを防いでくれる、節電

パワフルでシンプルで衛生的な上、安全で便利な機能は過不足なく付いています。

デメリットまとめ

△稼働音が大きい
電気ポットがずっと沸いているような稼働音。「湯沸かし音セーブモード」があり、わたし個人的には心地よい沸騰音と加湿音ですが、うるさく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
愛兎どんちゃんと加湿器の初対面時の反応は、20秒くらい「なになに?」と耳を立てていたけど、すぐ慣れてごろ〜んしてました♪

△電気代が高い
加熱スチーム式加湿器の宿命!
消費電力は湯沸かし時に約985W、加湿時は約300〜400W(型による)
わが家の冬、エアコンの暖房は使いません。大型の遠赤外線パネルヒーター2台ほぼフル稼働。
今季この加湿器を2台導入したことによって、先月の電気代は例年の約5,000円アップでした!
家族みんなの健康を買ってると思って、仕方ない…。


どんなタイプの加湿器でも、電源コードは保護をして、地震等の万が一の転倒にも備え、大切な愛兎ちゃんやお子様から適度に離して安全な場所に置きましょう。

加湿器にオシャレなデザイン性を全く求めないわたし。象印のずんぐりむっくりなフォルムが今や頼もしく愛おしいです♪

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ぐり子

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愛兎どんちゃんと娘と夫の4人家族。 うさぎと子どもに安全でシンプルでハッピーな暮らし。 illustration by Schinako

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